外資系企業への転職を目指すバイリンガルの皆さん、面接の準備は万全でしょうか?
外資系企業の面接では、日本企業とは異なる形式や評価基準が用いられることが多く、そのための対策が不可欠です。特に、面接のタイプによって求められるスキルやアプローチが異なるため、適切な準備が成功の鍵となります。
今回は、外資系企業でよく行われる面接形式について詳しく解説し、その対策方法を紹介します。ぜひ、次の面接に備えて参考にしてください。
①Competency-based Interviews(コンピテンシー面接)
最も主流の面接形式の一つが、コンピテンシー面接です。このタイプの面接は、特定の職務やポジションについて雇用側が求める能力の有無とレベルを見極められるよう構成されています。
まずは、応募先のJob Descriptionsや採用ページをよく読み、応募要件に記載されているスキル、クオリフィケーション、経験、知識のリストから、企業が必要としている能力や傾向を把握しましょう。
<対策方法>
- 応募要件を理解する:企業が特に求めているスキルや能力をピックアップし、それに合わせた経験や成果をアピールできるよう準備しましょう。
- 具体的なエピソードを用意する:過去の職務経験から、求められる能力を発揮した具体的な事例をいくつか用意し、STAR法(Situation, Task, Action, Result)に沿って説明できるようにしましょう。
②Strength-Based Interviews(ストレングスベース面接)
適正、特長、面白いと感じること、夢中になれることこそ、最大限にその人が能力を発揮できるという考えに基づいて、候補者の強みを見つけて掘り下げるタイプの面接です。
面接官は様々な質問を投げかけながら、候補者の特性と能力を見ていきます。その発言内容はもちろん、どう表現するか、口調やボディーランゲージなども大切です。
<対策方法>
- 自己分析を徹底する:自分の強みや特性、どんな仕事にやりがいを感じるかを明確にしておきましょう。自己分析ツールやフィードバックを活用するのも効果的です。
- 自然体で臨む:自然体で自分の強みをアピールすることが求められます。過度に準備するよりも、自分らしく話すことを心がけましょう。
③Behavioural Interviews(行動面接)
様々な課題や事例について、今までどう対処したか等が問われる面接です。さらに、仮想の課題が与えられ、その状況でどのように対応するかを問われる場合もあります。
面接官はあなたの過去の行動から、将来的に同様の状況でどのように行動するかを推測します。
<対策方法>
- 過去の経験を整理する:これまでの職務経験で直面した課題や問題、それに対する対応策を具体的に振り返り、整理しておきましょう。
- 状況対応力を示す:仮想の課題に対しては、論理的な思考と問題解決能力を示すことが重要です。過去の経験を元に、どのようにアプローチするかを具体的に説明できるよう準備しましょう。
外資系企業は一般的にこの三つの面接形式のいずれかで実施されます。事前にどのような自分の強みや経験をしっかりとアピールし、企業の期待に応えられることを示しましょう。
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