近年、観光庁が2025年までにインバウンドを過去最高水準まで引き上げる目標を掲げたこともあり、ホテルや旅行、飲食、販売などのサービス業界でバイリンガル人材がこれまで以上に必要とされています。
また、外資系企業だけでなく、海外展開を進めている国内企業でもバイリンガル人材のニーズが高まっています。
しかし、転職は即戦力採用のため、語学力があるだけで転職が簡単に成功するわけではありません。
今回は、近年企業が面接で重視し始めているポイントをお伝えします。企業が求めている人材を知って面接を成功させましょう。
①スキル重視型の採用
近年の採用トレンドは、学位や修了証書などの資格重視から、実際に何ができるかというスキル重視に移行しています。
バイリンガルの場合、語学力に加えて、過去の経験でその語学力をどのように活かしたかという即戦力になるイメージを面接官に伝えることが重要です。
例えば、「多国籍プロジェクトをリードし、コミュニケーションの壁を乗り越えて成果を上げた経験」や「海外クライアントとの交渉を成功させた実績」などを具体的に述べると効果的です。
さらに、労働人口が減少している中、現在持っているスキルだけでなく、スキルアップに意欲的な人材に注目が集まっています。企業は、入社後にどれだけ多くのことを学び、行動できるかを見極めています。
自分の成長意欲や学びの姿勢をアピールすることが求められます。
②継続性重視の採用
従業員の継続的な学習の重要性が増している今、企業はオンラインコース、ワークショップ、セミナーなどの豊富な学習機会を提供し、従業員のスキルや知識を広げるサポートを行っています。
これにより、適応力、批判的思考、革新性といった資質を育むことが狙いです。
バイリンガルの場合、語学力の向上だけでなく、第二言語でのお客様とのコミュニケーション能力をどこまで伸ばせるかも期待されています。
過去に自己学習の取り組みがある方は具体的に示すと良いでしょう。
③自己管理重視の採用
リモートワークの普及に伴い、自己管理能力がますます重要視されています。
企業は、リモートワークで効率よく成果を出せるかを見極めるため、面接では自己管理ができる人材かどうか、信用してリモートワークを任せられるかを重視しています。
自己管理能力をアピールするためには、リモートワークの成功事例を具体的に述べることが有効です。
語学力が堪能なことは転職の大きな武器となりますが、それをどのように活かし、企業に貢献できるかを具体的に示すことが重要です。
スキル、継続的な学習意欲、自己管理能力をアピールすることで、企業にとって価値ある人材であることを伝えることができます。
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